2024/10/6修正して更新
以下、感染防止のためのマスクの効果・選び方・注意点 : 引用
マスク着用による肌荒れの症状にはニキビ、肌荒れ、乾燥の3つがあります。
マスクを着用する機会が増えたため、口から顎にかけて発症したニキビの悪化という患者さんが増えています。
大人のニキビは、摩擦によって生じやすいという特徴があり、摩擦をおこさないよう、刺激が少なく肌あたりの柔らかい素材のマスクを選ぶことがおすすめです。
メイク下地として、保湿効果に優れたクリームを使用することにより、皮膚を保護し、摩擦が軽減されるのでこれも一つの方法となります。
マスクを長い時間着用していると、それによるかぶれ(接触皮膚炎)で、口周りが赤くただれて粉をふくことがあります。
そして、軽度のかゆみがあり、熱めのお湯で洗顔するとヒリヒリと刺激が現れます。
かぶれない素材のマスクを選ぶことを基本にしていただきたいですが、まずは炎症をともなっている場合には、保冷剤などで冷やし、たっぷりの保湿剤を使用することをおすすめします。
洗顔後、直にマスクを着用しますと、一時的に潤った感じになるため、つい保湿のスキンケアが手抜きになってしまい要注意です。
マスクを外した直後は、肌表面の水分が蒸発するので、乾燥が進行します。
肌が乾燥すると表面のバリア機能が低下して、細菌やウイルスが侵入しやすくなります。
口唇ヘルペスなどができやすくなり、湿疹も起こりやすくなります。
化粧のノリも悪くなり、手触りがザラつきます。
肌の乾燥を防ぐには、保湿ケアが大切です。
化粧水でたっぷりの水分を補い、乳液やクリーム等で大事な水分が逃げないようにカバーし、ケアすることが大切です。
肌荒れ防止の保湿剤には、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどが入った保湿クリームが良いとされています。
特にセラミドは、強い保水力があるためセラミド含有量が高い保湿クリームはオススメです。
保湿クリームの基本的な使い方は、商品ページに記載されてますので詳細は省きますが・・・・・
●保湿クリーム浸透力を高める使用方法
肌に馴染みやすくするため、クリームを指先で取ったら塗る前に両手でクリームを包み込み、肌温度まで温め優しく馴染ませながら塗布していきます。
また、肌全体に均等に塗るのではなく、乾燥しやすい部分(目元・口元など)を中心に塗るのが基本です。
●ヒト型セラミド
⇒酵母が原料で高保湿力・低刺激が特徴
●疑似セラミド
⇒石油から合成
●グルコシルセラミド(植物性セラミド)
⇒米ぬかなどから生成された植物由来
●ミルクセラミド
⇒牛乳から生成
この4種の中で最も良いとされているセラミドは、人間の肌の角質層と同じ構造のヒト型セラミドです。
セラミド1(セラミドEOP)・セラミド2(セラミドNG)・セラミド3(セラミドNP)・セラミド6U(セラミドAP)・セラミドAG・セラミド5(セラミドAS)など・・・・
肌の中で一番多いとされているのは「セラミド2(セラミドNG)」、水分保持力が最も強いとされています。
ヒト型セラミド表記名 | 役割 |
---|---|
セラミド1 |
摩擦や紫外線など外部刺激からのバリア機能をサポート |
セラミド2 |
人間の肌に最も多く含まれ保湿機能をサポート。 |
セラミド3 |
保湿機能とシワ軽減をサポート。 |
セラミド4 |
肌の表面にバリア層を作る作用。 |
セラミド6 |
水分保持・ターンオーバー促進・シワ軽減。 |
この中でも、セラミド1・3・6が不足すると、乾燥肌や敏感肌などになりやすくなってしまうとされています。
●ヒアルロン酸
1gで6Lの水を抱え込める成分。
真皮内でコラーゲンの間を埋めているゼリーのように水分を抱え込んで、その場に留まることで保湿してくれる。
●コラーゲン
真皮の約7割を占める成分で、 肌の弾力をつくっている。
加工されていなと分子が大きいため浸透が難しい、肌表面に留まりバリアを作り内部からの蒸発を防ぐ役割もある。
●ライスパワー No.7
肌の油分を保ち乾燥・カサつきをケアする成分。
●ライスパワー No.1
保水力をサポートし肌乾燥をケアする成分。
●トレハロース
水溶性の保湿成分、肌の潤いを保ち乾燥肌の予防・改善に役立つ成分。
また、細胞を保護する働きもありエイジングケアの効果も期待できます。
上記の保湿成分を、セラミドと一緒に塗布すると相乗効果でプラスの保湿効果が得られるとされています。
商品ページを確認すると医薬部外品有効成分の他に、天然由来成分である皮膚コンディショニング剤成分が多数配合されています。
皮膚コンディショニング剤とは、肌刺激抑制・刺激の強い成分の緩和・乾燥肌の保湿・肌乾燥抑制などの作用が期待できる成分。
そのため保湿・保水・抗炎症・美白・エイジングなどの作用が期待できます。
オーキッドエキス/オドリコソウエキス/ユキノシタエキス/カンゾウ根エキス/エイジツエキス/酵母多糖体/クララ根エキスなどの天然由来成分がほとんどです。
保湿クリームにも天然由来成分が多数配合されています、気になる成分の作用を調べたい場合は、商品ページに全成分が記載されていない場合、@コスメの口コミから確認し下記の化粧品成分辞典から検索ください。
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ヒト型セラミド |
セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP・セラミドEOP・ナイアシンアミド |
その他の保湿成分 |
コラーゲン3種+ヒアルロン酸3種+トレハロース+天然由来成分 |
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ヒト型セラミド |
セラミドNP+ナイアシンアミド |
その他の保湿成分 |
ヒアルロン酸+天然由来成分 |
定期解約⇒回数縛りなし
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ヒト型セラミド |
セラミド1・セラミド3・セラミド6U |
その他の保湿成分 |
コラーゲン+ヒアルロン酸+トレハロース+天然由来成分 |
定期解約⇒回数縛りなし
成分名 | 使用状況 |
---|---|
ヒト型セラミド |
セラミドNG・セラミドNP・セラミドAP・セラミドEOP・セラミドAG |
その他の保湿成分 |
プロテオグリカン+天然由来成分 |