2024/9/6修正して更新
アトピー肌の角質層は、通常肌の角質層と比べると保湿効果が高い細胞間脂質のセラミドが少なく、保湿効果の低い細胞間脂質が多い状態になります。
保湿効果の低い細胞間脂質が多い状態になると、皮膚が硬くなりアトピー肌になってしまいます。
肌はセラミドが少なくなると、角質層が隙間だらけとなるため外部刺激や細菌の影響を受けやすくなるのです。
そして、主に黄色ブドウ球菌などにより強いアレルギー反応を起こします。
また、セラミドが少ないため肌のターンオーバーが崩れ角質層・真皮の水分流出が起り、乾燥とバリア機能低下が同時に発生、アレルギー反応が起ります。
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アトピー肌の初期症状は乾燥とバリア機能の低下。この初期症状により外部刺激や細菌によって炎症が起こり痒みが発生します。
掻くと角質層のセラミドを爪で剥がしてしまうため肌の炎症が悪化。
この繰り返しにより乾燥肌となり、バリア機能も低下するため、外部刺激や細菌による影響を受けて症状が悪化するのです。
この症状を緩和するには、ワセリン・保湿クリームなどを患部に塗布し保護しますが、セラミド成分を加えると早期の症状緩和が期待できます。
特に、セラミド不足が主原因のアトピー肌は現在、一番の症状緩和方法とされています。
また、低刺激の石鹸や洗剤を使用し入浴後は保湿することも重要です。
黄色ブドウ球菌に対し殺菌力があることが研究で証明されたホホバオイルは、酸化防止作用が強く人工心臓の潤滑油としても使用されています。
カンジダ菌・黄色ブドウ球菌・シュードモナス菌を含む皮膚に悪影響を及ぼすバクテリアのうちの5つが、ホホバオイルの中で生き残ることができないと証明
ホホバオイルはブドウ球菌・シュードモナス菌を1時間15分以内に破壊する
顔含む全身
成分名 | 使用状況 |
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黄色ブドウ球菌対策 |
ホホバオイル |
セラミド |
× |
無添加 |
◎ |
ワセリン |
× |
保湿成分 |
ワックスエステル |