2024/10/6修正して更新
※この記事はJAcomから引用し編集しています。
サラダクラブは、8月31日の「野菜の日」に合わせ、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査を2010年から毎年行い、その結果を「サラダ白書」として発表。今年は、「野菜に対する意識・摂取状況」や「パッケージサラダ」、「美容と食生活に関する意識」について、全国2060人の20〜69歳の男女を対象にWebアンケート調査を行った。
同調査で、美容のために意識していることについて尋ねたところ、1位が「睡眠」(44.1%)で、「食生活」(37.7%)、「運動」(31.8%)と続いた。男女別で1位は変わらないが、男性の2位が「運動」に対し、女性は2位が「食生活」、3位が「スキンケア」、4位が「水分補給」、5位が「入浴」となり、「運動」は6位だった。
美容のために食べている野菜について尋ねたところ、1位が「キャベツ」(34.7%)。続いて「トマト・ミニトマト」(34.5%)、「ブロッコリー」(30.1%)。男性では約半数の人が「あてはまるものはない」(45.9%)と回答したが、女性は約3割に留まり、女性は美容への野菜摂取意識の高さが顕著だった。
一方、美容のために食生活を意識していると答えた人を対象に、どのようなことを意識しているか尋ねたところ、1位が「野菜を多くとること」(62.1%)となり、「栄養バランス」(59.7%)、「野菜から食べる」(54.3%)と続いた。過半数の人が、美容のために野菜の摂取量や食べる順番を意識していることがわかった。
パッケージサラダを1年以内に利用した人を対象に、「千切りキャベツ」のパッケージサラダの購入の際の使用タイミングについて尋ねたところ、「買い置きする」と答えた人(46.6%)が、「買った日のうちに使う」(44.8%)を上回った。「買い置きする」と答えた人は、男性20、30、50代、女性20代、二世帯(親子世帯)が他の世代に比べて高かった。
野菜不足解消に利用したい商品(1-3位計)は、「パッケージサラダ」(52.1%)が最も多く、「出来合いのサラダ」(42.9%)、「野菜ジュース」(36.2%)と続いた。2015年から同様の意識調査をするなかで、「野菜ジュース」が長年継続的に1位だったが、2022年に初めて「パッケージサラダ」が抜き、今年で3年連続1位となった。また、パッケージサラダの利用意向について尋ねたところ、55.7%と過半数の人が利用したいと答え、同じ設問を開始した2013年以降最も高い結果となった。